騎射場電停近くで営業されていた「うなぎのふじ井」さん。
お昼時に近くを通ると、いつも甘くて香ばしい香りと店内に順番を待っているお客さんの姿が。「わっぜえか丼」の旗も気になります。ここ美味しいんだよなあ・・・と思いつつ「うなぎは食べたし懐寒し・・」ということでなかなか行く機会がありませんでした。しかし、今月6日には現在の店舗の営業を終了し移転オープンされるということで、その前にお邪魔することに。
※新店舗は2019年11月12日から営業。荒田公園近く、ケーキ店「アプリコット」の斜め前になります
ピークをずらして入店したのにすでに数組待ち
入店したのは13時半頃。ランチタイムのピークをずらしたにも関わらず、わたしより前に5組のお客さんが待っていました。ここはカウンターもあるので、ひとりで入っても安心です。しばらく携帯をポチポチしていると、すぐにカウンターに案内されました。メニューを広げると・・・
どれも美味しそう!お値段もうなぎ屋さんにしてはやさしい。うな重は1,700円~。お子さまには750円の「お子さまうな丼」(うな丼・ちゃわん蒸・みそ汁・ジュース・ゼリー・メダル付)もあります。店外のぼりにある「わっぜえか丼」は鹿児島弁の「わっぜえか=すごい」とご当地グルメを掛け合わせたもので、黒豚とうなぎの両方を楽しめるどんぶりのようですが、今回は鰻だけを存分に堪能したいのでスルー。
おススメは”何度も楽しめる”「櫃まぶし」
個人的にはここで食べるなら「櫃まぶし」が満足度が高い。一人前1,800円~。ご飯は無料で大盛りが選べます。櫃まぶしを存分に楽しむには「ごはん大盛」にすることをおススメ。お櫃が小ぶりなので、女性でも十分食べられます。
やわらかい「関東風」歯ごたえのある「関西風」
櫃まぶしを注文すると「関東風」か「関西風」尋ねられます。蒸す工程が長いのが関東風。焼く工程が長くパリッと歯ごたえがあるのが「関西風」。好みですが、歯ごたえがあるものが好きな私は「関西風」をチョイス。で、やってきたのはこちら。
1,800円でこのボリューム。サラダ・漬物・薬味・吸い物(or味噌汁)が付いてきます。ぱっと見、小さい器に見えますが結構食べ応えがあります。(男性にはちょっと足りないかな?)
「関西風」なので皮をパリッと焼き上げてあります。ちょっと歯ごたえのある皮に柔らかい身とご飯をしゃもじですくってお茶碗に。薬味のわさびとさらしねぎもいきなり贅沢に乗せちゃう。ちなみに薬味はお代わりできます。釜めしなんかもそうだけど、この「よそう」という動作がさらに美味しさを増す気がする。
なぜでしょう、鰻を食べるとこの幸福感が沸くのは。ふっくらとした鰻と甘辛いたれが、ちょっと固めに炊き上げたご飯にぴったりです。止まりません。
食べ方のセオリーより「美味しく食べる」
櫃まぶしの作法?は三つの楽しみ方で食べるということなのですが(メニュー表にもあるし、持ってきたときにお店の人も説明してくれる)お茶漬けにするとせっかくの美味しいカリッとした鰻の風味が薄れてしまうような気がして、①1杯目はそのまま食べる②二杯目はわさびとさらしねぎを混ぜて食べる、で最後まで食べてしまいます。本来は三杯目にお茶漬けにして、四杯目は好きに食べる、みたいなのがあるみたいですけどね。
一回試してみて合わなかったら「好きに食べる」が一番です。
ごはん大盛にすると、この一杯で四等分くらいにして楽しめますよ。お茶漬けにすると結構量が増えるので、かなりお腹いっぱいになります。
近隣だと出前メニューも
うなぎのふじ井さんでは近隣への出前もしています。櫃まぶし1人前(1944円)・うな重1人前(1836円(肝吸付))でお届けしてもらえます。う巻(486円)・うざく(756円)・肝串(540円)肝吸(324円)なども。配達エリアについては近隣のみのようなので要確認です。ちょっと疲れて栄養をつけたい時や、親族の集まりの時にもいいですね。
【店舗情報】
「うなぎのふじ井」
新住所:鹿児島市荒田1丁目53-20(2019.11.12移転オープン)
※旧店舗は2019年11月6日で営業終了しています。
電話 :099-250-3235
時間 :昼 11:30~15:00(うなぎが品切れになると早めに閉店の場合あり)
夜 17:00~21:30
休み :月(祝日の場合は翌日に振替)
駐車場:有(近くにコインパーキングも有)
その他:お子さまメニューあり・カード可(PayPay可)